職場で利用するTwitterクライアント『nobitter』

nobu_kichi2008-05-15


職場での利用に特化したTwitterクライアント『nobitter』をリリースしました。


nobitterの特徴

  • nobitterを利用すると、職場のグループ内での「つぶやき」を暗号化した状態で送受信できます。
  • フィルタ機能により、色々な視点でグループ内の「つぶやき」を見ることができます。例えば:
    • グループメンバー全員の最新の「つぶやき」を表示
    • 特定のメンバーの過去4時間分の「つぶやき」を表示
    • 自分宛の「つぶやき」を表示
  • キーボードだけで快適に操作できるように様々なショートカットが用意されています
  • グループ以外の一般のFollowersには暗号化された「つぶやき」を送信しません


何がうれしいの?
約3ヶ月前のエントリに、↓こんなことを書きました。

『ソフトウェア開発チーム用マイクロブログ』

最近、職場の同僚とTwitterでFollowしあっている。お互い邪魔をせずに相手の状況を把握できてとても便利だ。「他の人に見られているから、ちゃんとやらなきゃ」という気になる、というペアプロと同様の効果もある。

管理者の立場からすると、開発者の邪魔をせずに開発者の状況を把握できる、というのはとても大切なことだ。開発者というのは、トランス状態になると最大の効率を発揮するのだが、トランス状態に入るまでに時間がかかる上に、割り込みが入るとトランス状態から抜けてしまうからだ。トランス状態に入っている開発者は、絶対に中断してはいけない。

開発者の立場からすると、管理者に中断されないというのが最大のメリットだ。それに加えて、他の人の邪魔をせずに、慎ましやかな方法で助けを求めることができる、というメリットがある。助けを求めるメッセージを書いている間に、自分の頭が整理されて自力で解決に至る、といういわゆる「ベアプロ」の効果も期待できる。誰かに質問する前に、クマのぬいぐるみに質問してみろ、というアレだ。

問題は、社外秘情報を書き込めない、ということでした。当初は、RoRの勉強を兼ねて社内利用に特化したマイクロブログのサーバを自作しようかと考えていました。しかし、せっかく作ったものは世の中の人に広く使って欲しい ⇒ サーバを自前で用意するのは面倒くさいだろうな && ユーザの立場で安心して使うためには暗号・復号はクライアント・サイドで実行したほうがいい ⇒ オープン・ソースのTwitterクライアントを作ろう、ということになりました。最初のバージョンを作ってから1ヶ月ほど、身内のチーム内で試用しました。大きな問題もなく、チーム内のコミュニケーション活性化に役立っている、と感じています。是非、皆さんの職場でも『nobitter』を使ってみてください。


重要なお願い

現在使用しているアプリケーションアイコンは、著作権的にマズイのです。どなたか、パソコンで絵を描くのが得意な方、「のび太」風の画像を描いていただけないでしょうか?画像のサイズは512x512ピクセルでファイル形式は問いません。一般的な静止画ファイルのフォーマットであればなんでもOKです。色数も自由です。もし、画像を提供してもいい、という親切な方がいらっしゃいましたら、nobukichi@gmail.com宛にご連絡ください。よろしくお願いします。