enchant.js デビュー

nobu_kichi2012-03-21


HTML5の勉強をするのに、自分でゲームを作ってみるのが最適なんだろう、と考えてあれやこれや本を読んでみたのだけど、自分で書かなきゃならないコードの量が多くなりそうで、「実際に書くのは時間のあるときにしよう」と、なっていた。忙しさを言い訳にする社会人にありがちな話だ。

そんなある日、『enchant.jsでシューティングゲームを10分コーディングする映像』がすごい・・・ | IDEA*IDEA という記事に紹介されていた動画を見て衝撃を受けた。本当に簡単そうに、サクサクと動くものができていたのだ。書かなきゃならないコードの量も少なそうだ。動くモノを短時間で作れる、というのはヤル気を維持するためにとても大切な要素だと思う。APIも洗練されていて、人間様が書かなきゃならないコード以外は書く必要がないのも素敵。パフォーマンス上のペナルティもなさそう。ゲームに使えるドット絵までも提供されている。まさに至れり尽くせりだ。

興味は持ったものの忙しい社会人の僕としては、ネットよりも本で体系的に勉強したい。さっそく公式のガイドブックを買ってサンプルを動かしてみた。jsdo.itというオーサリングサイトがあり、自分が書かなきゃならないJavaScriptのコード以外は一切書かなくてよいのが、半端なく便利。既存のプロジェクトから新しいものを簡単にフォークできるのも素敵。jsdo.itにあったサンプルゲームを自分用にフォークして、子供達とアイデアを出し合いながら改良してそれなりに遊べる形になったので、9leap.net というサイトに投稿してみた。まさにベーマガの感覚だ。違うのは、必ず採用されて、すぐに他のユーザに遊んでもらえて、ハイスコア競争や感想/バグレポートの交換などもできちゃう点。これは、プログラミングの敷居がほぼゼロになったと言えると思う。

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ゲームフレームワーク enchant.js 、オーサリングの jsdo.it 、作ったものを共有する 9leap.net この組み合わせの気持ち良さ、世界中の人に知って欲しい。